私立中学の学費は毎月いくら?わが家の実額は月8.8万円【授業料+αの内訳公開】
私立中学の学費は毎月いくら?わが家(長女・中2)の実額は私立中学1人分で月約8.8万円。1年分の納入実績をもとに、授業料・施設費の内訳、授業料以外に見落としがちな費用、公立との差まで、月割り早見表つきで実額公開します。
目次
「私立中学の入学金は調べた。でも、入ってからは毎月いくら出ていくんだろう」
わが家の長女が私立中学に入るとき、私が一番モヤモヤしていたのがここでした。入学時にかかるお金の情報は出てきます。でも「毎月の生活の中で、いくら財布から消えるのか」は、意外と表に出てこない。
わが家は、その長女がいま私立中学の2年生です。2年間の引き落としを家計簿で追ってきたので、この記事では「私立中学に1人通わせると、毎月いくらかかるのか」に、まず月額で、そのあと年額と内訳で、正直に答えます。
先に結論だけ言うと、わが家の私立中学は月あたり約8.8万円です。あくまで「わが家の一例」ですが、目安として使ってもらえればと思います。
なお、わが家にはもう1人、中学受験中の小6の次女もいます。「2人ぶんが重なるとどうなるか」は記事の後半でまとめました。まずは私立中学1人分の話から進めます。
私立中学の学費は「月」いくら?(先に結論)
この記事の要点(わが家の私立中学・中2の場合)
- 学校への支払いとオンライン英会話で 月 約8.8万円
- 1年分(2025年度)の納入実績にもとづく数字
- ただし実際は 年4回のまとめ払い(毎月定額ではない)
結論から書きます。わが家の場合、私立中学にかかるお金は月あたり約8.8万円です。
内訳は「学校への支払い」と「続けている習い事(オンライン英会話)」の2つ。2025年度(2025年4月〜2026年3月)に実際に納めた1年分を月割りにすると、こうなります。
| 費目 | 年額 | 月あたり(年額÷12) |
|---|---|---|
| 学校への支払い(授業料・施設費・諸経費など) | 1,007,896円 | 83,991円 |
| オンライン英会話(年払い) | 44,000円 | 3,667円 |
| 私立中学まわりの合計 | 1,051,896円 | 87,658円(約8.8万円) |
年間で約105万円、ならすと月に約8.8万円。「私立中学って、毎月いくらくらい?」とよく聞かれますが、わが家の体感としては月9万円弱です。学校によって幅はありますが、ひとつの目安にしてもらえればと思います。
💡 なお、この記事は毎月かかる”ランニング費用”の話です。入学時に一度だけかかる初期費用(入学金・制服・カバンなど)は、別記事にくわしくまとめました。中学1年のときに最初にかかったお金が気になる方は、あわせてどうぞ。
ただし「毎月この額が引き落とされる」わけではない
ひとつ正直にお伝えしておきます。上の表は年額を12で割った”ならし額”です。
わが家の長女が通う私立中学は、授業料を3ヶ月分まとめて年4回引き落とす方式。だから実際の家計簿では「毎月8万円」ではなく、引き落としのある月に約24〜25万円がドンと出る動きになります。
- 「月いくら?」を家計の目安で知りたい人 → 月割りの約8.8万円で見ておくと安心
- 「いつ・いくら出ていくか」をキャッシュフローで知りたい人 → まとめ払いの月に約25万円と覚えておく
どちらの見方も大事なので、この記事では両方を載せています。
わが家の長女(中2・私立中学)の年間費用
まず前提として、わが家の構成はこうです。
- 長女:中学2年生(私立中学に通学中)
- 次女:小学6年生(中学受験の勉強中・2027年2月本番)
- 父・母・姉妹の4人家族(首都圏)
長女の学校名・次女の塾の校舎名は伏せます。あくまで「同じような家庭構成の方の参考」になればという立場で書いています。
私立中学の費用は、学校によって幅があります。わが家の長女が通う私立中学は、授業料を3ヶ月分まとめて年4回引き落としという方式です。
学校への支払い(授業料・施設費・諸経費)
下の表は、2025年度(2025年4月〜2026年3月)に実際に納めた1年分です。見込みや概算ではなく、すべて納入済みの実額です。
| 納入日 | 区分 | 金額 |
|---|---|---|
| 2025/04/23 | 第1期(4〜6月分) | 261,106円 |
| 2025/07/07 | 第2期(7〜9月分) | 255,110円 |
| 2025/10/06 | 第3期(10〜12月分) | 245,110円 |
| 2026/01/06 | 第4期(1〜3月分) | 245,110円 |
| 2026/03/06 | 3月の追加徴収 | 1,460円 |
| 年間合計 | 1,007,896円 |
第1期がいちばん高く、そこから少しずつ下がっていくのが分かります。学年や年度によって金額は動くので、「毎期きっちり同額」ではない点は頭に入れておくとよさそうです。
「授業料」と書きましたが、実際には施設費・諸経費・行事費・教材費などが合算されています。学校によって「内訳をどう呼ぶか」は違いますが、家計から出ていく金額としてはこの数字です。
オンライン英会話(年間一括)
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| オンライン英会話(年払い・4月引落し) | 約4.4万円 |
長女が中学に入ってから続けているオンライン英会話です。月々ではなく年間一括払いで、毎年4月に引き落とされます。
長女の年間合計:1,051,896円(月割り 約8.8万円)
学校への支払い1,007,896円に英会話44,000円を足すと、年間で1,051,896円。12で割ると87,658円なので、月約8.8万円というのがわが家の私立中学のリアルな月額感です。
授業料だけじゃない、見落としやすい費用
ここまでが「定期的に納める学費」の話です。でも、私立中学のお金はこれで終わりではありません。
わが家では2026年6月に、合宿費として60,750円の振込がありました。上の期ごとの学費とは別枠の出費です。
はっきりお伝えしておくと、この合宿費は前の項で出した月約8.8万円には含まれていません。月8.8万円は2025年度の学費と英会話をならした金額で、合宿費は2026年度にかかったお金だからです。また、この合宿費が毎年かかるものなのかどうかは、わが家の記録からは分かりませんでした。
つまり、学費とは別に「まとまった実費」が突然やってくることがある、という事実だけは知っておいて損はありません。
私立中学で「授業料以外」にかかりやすいのは、一般的にこういった費目です。
- 制服・体操服の買い替え(成長期なのでサイズアウトする)
- 教材費・タブレットなどのICT費
- 部活動費・遠征費(部によって差が大きい)
- 修学旅行・研修の積立(数年かけて積み立てる学校も多い)
- 通学の定期代(学校が遠いほど重くなる)
これらは学校・地域・部活によって金額の幅がとても大きい部分です。だから、冒頭の月8.8万円は「学費+続けている習い事」のコア部分と考えてください。実際にはこうした都度払いが、年に数万円単位で上乗せされることがあります。
「私立は授業料だけ見ておけばいい」と思っていると、ここで足をすくわれます。授業料+αで見ておくのが、わが家の教訓です。
公立中学と比べて、毎月どれくらい違う?
「私立って、公立と比べてどれくらい高いの?」——これは検討中のご家庭が必ず気にする点だと思います。
ここは、わが家の一例ではなく公的な統計で見るのがフェアです。文部科学省の「令和5年度 子供の学習費調査」(2024年12月公表)によると、中学校でかかるお金(1年間・子ども1人あたり)は次のとおりです。
| 区分 | 学習費総額(年間) | 月あたり(÷12) |
|---|---|---|
| 公立中学校 | 約54万2千円 | 約4.5万円 |
| 私立中学校 | 約156万円 | 約13万円 |
学習費総額は私立が公立の約2.9倍。ただしこの「総額」には、塾や習い事などの学校外活動費も含まれています。
学校に直接払うお金(学校教育費)だけで比べると、こうなります。
| 区分 | 学校教育費(年間) | 月あたり(÷12) |
|---|---|---|
| 公立中学校 | 約15万円 | 約1.3万円 |
| 私立中学校 | 約113万円 | 約9.4万円 |
わが家の「学校への支払い 約101万円」は、私立の全国平均(約113万円)より少し低めでした。学校によって幅がある、ということがここからも分かります。
数字にすると私立はやはり大きい。でも、「毎月いくら」で分解すると、身構えていたときより現実的な計画に落とし込めます。
(出典)文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」結果の概要(2024年12月公表・2026年に一部数値を訂正)
姉妹で教育費が重なるときの実額(補足)
この記事の主題は私立中学1人分です。ただ、わが家では長女が私立中2、次女が中学受験の小6で、教育費が重なる時期を経験しています。1人分の月額を家計全体でどう見るかの補足として、実額を残します。
| 区分 | 必須ベース | わが家の実額ベース |
|---|---|---|
| 長女(私立中の学費+英会話) | 約105万円 | 約105万円 |
| 次女(日能研) | 約122万円 | 約136.4万円 |
| 合計(教育費) | 約227万円 | 約242万円 |
| 月割り | 約18.9万円 | 約20.1万円 |
次女の約136.4万円は、必須の約122万円に、わが家で選んだ練成算数教室・夏期特別講座・直前講座一式の約14.7万円を足した見込みです。出願料・併願校の入学金は含めていません。
実際の引落しはさらに偏ります。2026年は、1月に長女の学費245,110円と次女の塾代199,793円で444,903円、4月に長女の学費249,370円・英会話44,000円・次女の月謝37,180円で330,550円、7月に長女の学費240,310円と次女の塾代105,864円・102,377円で448,551円でした。夏期講習は6月にも126,500円を払っており、7月だけを見ればよいわけではありません。
家計では教育費を別カテゴリにし、まとめ払いの月を年初から予定に入れています。余剰を自動で投資に回す仕組みや、返礼品を米・洗剤・ティッシュなどの消耗品に寄せる工夫も、教育費と向き合うための一部です。
姉妹で費用が重なる時期の考え方と、家計全体の整理はこちらにまとめています。
→ 中学受験の教育費をどう備える?わが家の家計管理・資産運用まとめ
塾代の内訳と、いつ費用が高くなるかを確認したい方はこちらもどうぞ。
→ 【6年生1学期の塾代いくら?】中学受験・日能研の費用を総額公開(月13万円の内訳)
おわりに
「私立中学、毎月いくら?」——この問いに、わが家の答えは月約8.8万円、年間で約105万円です。1年分の納入実績をそのまま出しました。授業料以外の実費や、公立との差も含めて、正直な数字を並べたつもりです。
数字を出すと身構える方もいると思います。でも私は、数字を見える化することは「不安を減らすこと」だと思っています。見えない不安が一番きつい。書き出してしまえば、「じゃあどうするか」を考えられる。
「月いくらか」がわかれば、いつ・いくら貯めておけばいいかが決まります。私立中学を検討している方、入学が決まった方の、心の準備の一助になれば嬉しいです。
よくある質問
私立中学の学費は月いくら見ておけばいい?
わが家の場合、私立中学にかかるお金は月あたり約8.8万円です。2025年度に実際に納めた学費1,007,896円とオンライン英会話44,000円を合わせた年間1,051,896円を、12か月で割った金額(87,658円)です。ただし学校によって幅があるので、あくまで「わが家の一例」としての目安です。
学費は毎月引き落とされるの?
いいえ。わが家の長女が通う私立中学は、授業料を3か月ぶんまとめて年4回引き落とす方式です。だから家計簿上は「毎月8万円」ではなく、引き落としのある月に約24〜25万円がまとまって出ます。年間の総額は同じでも、出ていくタイミングが偏るので、まとめ払いの月を「予定外」にしないことが大事です。
授業料以外にもお金はかかる?
かかります。わが家では2026年6月に、期ごとの学費とは別に合宿費60,750円がかかりました。この合宿費は、記事で紹介している月約8.8万円(2025年度ベース)には含まれていません。ほかにも制服の買い替え・部活動費・修学旅行の積立・通学定期代などがかかることがあります。金額の幅が大きい部分なので、「授業料+α」で見ておくと安心です。
私立と公立で、毎月どれくらい違う?
文部科学省「令和5年度 子供の学習費調査」(2024年12月公表)では、中学校の学習費総額は公立が年間約54万2千円(月約4.5万円)、私立が約156万円(月約13万円)です。学校に払うお金(学校教育費)だけで見ると、公立は年約15万円、私立は年約113万円です。
中学受験の塾代と私立中学の学費が重なると、年間いくら?
わが家(私立中2+中学受験の小6)の場合、塾と学校の費用だけで年間約242万円です。次女の塾代を必須の費用だけで見ると約227万円になります。参考書・受験料・併願校の入学金などは含んでいないので、実際はもう少し上振れします。月割りにすると、教育費だけで毎月20万円ほどが出ていく前提で家計を回しています。
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教育費の全体像は、こちらにまとめています。